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 秋濡れる
    10 月
   

 ここでは、普段から私が考えていることを徒然に書いていきます
 内容は何を書くかわかりませんので、暇な人は見ていってください
 ひょっとしたら私の性格分析ができるかもしれません。


 【10月編】

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★2004.10.28 ・・・・・  危機管理・2  ・・・・・

 地震・台風・水害・雪害・噴火・土砂崩れなどの危険を抱える災害列島の日本において、自分が住む場所を決めるのにあたって、一番注意しなければならないのは、「生活の利便性」も重要なことと思いますが、最重要視されることは、やはり「その土地にどのような危険性があるのかを理解」しておくことだろうと思っています。わざわざ危険な土地に住む事はありませんからね

 この様な事こそが、個人でできる危機管理の第一歩だと思っています。台風にしろ、水害にしろ、地震にしろ被災された方のほとんどが、「まさかこんなところで・・・・」とか、「今までこのような事は経験した事がない・・・・」などと口を揃えて言ってます。大変申し訳ない言い方になってしまいますが、やはり個人レベルでの危機管理が足りなかったとしか言いようがありません
 台風を避けたいと思っても、こればかりは避ける事が難しいかもしれませんが、九州・四国などのように台風災害が多い地域に住む場合は、それに備えれば済む事ですし、地震による被害を恐れるのであれば、少なくとも過去に大震災があり、今後も大震災が起こるだろうと想定されている北海道東部・宮城沖・新潟・駿河湾周辺・東南海の近くは避けた方が良いばかりか、各都道府県で出されている防災マップや地質図などを見れば、どこに断層があるかは一目瞭然でわかりますので、断層の上や断層の近くに住む事は恐ろしく危険であることが過去の歴史を紐解けば一目瞭然でわかるはずです

 水害や噴火に関する災害も基本的には同じことだと思います。過去にどのような水害があったのかくらいでしたら、ちょっと調べれば簡単にわかりますし、以前にもちょっと書いた事があると思うのですが、地名(字名)からでも想像できますし、元の地目(田・畑等)からも想像できますし、古老の話を聞いてもかなり参考になります。また、新興住宅地ではなく古くからある(少なくとも江戸時代から)集落内であれば、それだけでもかなり安全であると考えられます。なぜならば、古くからある集落というのは、長い年月の間に幾多の天災をも乗り越えて今に残っている集落ですから、それだけでもある程度の安全性があることがわかります。過去に激烈な被害をうけた集落は、恐らく消滅してしまい現在に残る事はまず少ないと考えるのが自然でしょう

 避ける事のできる災害は、できるだけ避ける工夫をする事は当たり前と言えば当たり前で、みすみす災害に襲われる危険性があるとわかっている地域に住む事はないというのが僕の考えです。ブラインドになっている交差点などで、安全確認もせずに渡ろうという人はまずいないでしょうから、基本的には、それと同じだと思っているからです
 もちろん、生まれ育った故郷である限りは、簡単にその地を離れる事ができない場合もあると思いますが、そのような場合は、襲い来る可能性がある天災にキチンと備えをしておくという事が、自分の身を守るという大切な危機管理に結びついていくのではないでしょうか

 


★2004.10.27 ・・・・・  危機管理・1  ・・・・・

 本日、新潟県中越地震により行方不明だった母子の救出劇があり、子供が一人だけ奇跡的に救出されたようで本当に良かったです。あの母子も2〜3分前か後に、事故現場を通っていたらと思うと、運命のいたずらを感じざるを得ません。それにしても、地球が生きているんだということを実感させる多発地震です

 さて、今年は、相次ぐ台風の襲来・局地的な豪雨などによる土砂崩れや浸水災害、そして今回の新潟県中越地震と、近年ではまれにみる天災の当たり年になってしまいました。今回の地震により影が薄くなってしまった台風23号は、死者が100人に迫るくらいの大被害で、これを筆頭に、いくつかの台風災害と水害・地震などでたくさんの犠牲者を生み出してしまい、被災された方には、心からお悔やみ申し上げます

 「危機管理」などと書くと、国や地方公共団体などの役所や、企業が災害や情報漏洩・テロなどの天災・人災などの不測の事態に被害を最小限に食い止める為の対応法で、阪神大震災以来、何かあるといろいろと騒がれてきた事でもあり、今回の地震でも、これからさまざまな危機管理体制が問われていくような気がしてなりません

 危機管理という言葉は、何も役所や企業だけの専門用語とは限らず、実は個人が一番大切にしなければならないものだと考えています
 毎年いくつかの台風が上陸しては、必ずやどこかで被災をし、死傷事故が起きています。僕の記憶では、土砂崩れや土砂崩壊(崩落)による事故が一番多く、次に多いと思われるのは、増水した河川などに流される事故でしょうか・・・・・これらの災害事故は、結果的にみれば起こるべくして起きた事故でなかったのかと考えているのは僕だけではないと思います。特に山間地に住んでいる住民は、常にそのような事態を想定していなければならないはずですので、大雨が続いている時などは、天気予報やマスコミからも注意を促されているにもかかわらず、早期避難をせずにこのような悲惨な事故が起きているように思えてなりません
 
 やはり、そのような危険と隣り合わせに住んでいる人は、そのようなことをキチンと自覚しなければならないし、何より自分の身を守れるのは自分しかいないということを理解していなければ、命を落とすような事故に巻き込まれてしまう可能性があるからです

 先日の台風により兵庫の豊岡市で、堤防が決壊して大水害が発生しましたが、本来、このような水害は日常茶飯事に起きても不思議ではない災害であって、そのような恐れのある地域に住む人は、同じようにその危機意識を持って住まなければならないと思っています
 先日の台風では、県内でもいくつかの地域で浸水被害があったり、土砂崩れにあい幸いにも死傷事故にはならなかったが、住宅を損壊した事故などもありました。たまたま、そのような被災者と話す機会があり、何人かと話をしてみると、ひどい人は「住宅を新築して半年もしないうちに浸水被害に遭い、もう住むのも嫌だ」と言う人がいたり、「今まで山が崩れたことなど無かったので、大変驚いた」などと、まったく危機意識すら持ち合わせていない人ばかりでした
 これなどは、まさに個人レベルでの危機意識の無さを痛感する会話でもあり、なかには、「こんな土地を分譲しやがって・・・・」などと住宅会社に対して憤っている人もいるくらいで、始末に負えません


 と、ここまで書いて疲れましたので、続きは次回に

 


★2004.10.11 ・・・・・  再 開  ・・・・・

 大変ご無沙汰しておりました

 忙しく慌ただしく過ぎた夏ともに、引っ越しによるゴタゴタもなんとか終わりに近づき、やっと自宅からもネットが繋がるようになり、ここ(雑感)も更新することができるようになりました

 アテネオリンピックが終わっても、プロ野球の再編問題・イチローの年間最多安打更新・サッカーワールドカップ予選などなど、新内閣発足もかすんでしまうくらい、スポーツ関連の話題が続いていますので、雑感再開の第1回目は、アテネオリンピックの事を少し書いてみます

 今回のオリンピックで注目していたのは、柔道の鈴木圭治・女子マラソン・卓球の福原愛と掲示板で書きましたが、本日はこの中で女子マラソンについて書いてみます
 数ある競技の中で、なぜ女子マラソンに注目したかと言いますと、高橋尚子が落選したという人選問題もあり、誰しもが参加選手はどれくらい走ることができるのかとかなり注目をされていることもさることながら、僕にとって、マラソンという競技くらい見ていて楽しい競技は無いからです
 陸上の100m走や水泳100m自由形などの華があるような競技とは違い、見ているほうがそれほどエキサイトできる競技ではないのですが、選手同士の駆け引きが見ているだけでも如実にわかり、実に鑑賞するのに面白い競技だからです

 陸上100m走であれば、勝負はわずか10秒で決まってしまい、そのわずかな時間だけでも充分興奮できることはできるのですが、なにせ見所がスタート・中盤・ゴール・勝利タイムと、目を離すことができないくらいの短い時間で勝負が終わってしまいます。短い時間で凝縮されていると言えばそれまでなのですが、あまりにも勝負時間が短すぎて選手の思考まで考える余裕が無く競技が終わってしまいます

 それに比べ、マラソンなどの長距離走競技は、実に2時間以上の競技時間もさることながら、マラソン独特の駆け引きがあるので、それに伴う選手の思考も手に取るようにわかるので、見ていて非常に面白い競技だと思っているからです
 特にマラソンの見所の一つである、「スパート」の部分などは最高の見所となっていて、この場面で何が面白いかと言うと、ここで選手の思考(心理状態)がある程度わかってしまうからなのです。たとえば、今回の女子マラソンで言うと、先頭集団から野口選手がスパートをかけた時です
 マラソン選手ではないので、実際の心理状態がわかるわけではなく、間違っているかもしれませんが、スパートする人やスパートする人に食らいついていく人からは、「勝つんだ!」という明確な意志を感じることができますが、取り残されてしまう人からは、勝つという強い意志を感じることができずに、なんとなく「とりあえず完走し、ひょっとすると良い位置でゴールできるかもしれない」くらいにしか思えてなりません。こればかりは当人に聞いてみなければわからず、もしかしたら体力的についていけないのかもしれませんが、観戦していると、体力的についていけないと言うよりも、前者のように感じてしまう人が多いように見えてしまいます。もちろん、オリンピックの大舞台ですから、とりあえず完走を目指し、それから一つでも上の順位を目指すと言うことが戦略的に悪いわけではなく、当たり前かもしれないのですが、それだと観戦していてもあまり面白くはなく、今回のレースのように、勝ちに行くという気迫があふれた勝負は、見ていても本当に面白いからです

 今回のマラソンで言うと、勝った野口選手と途中で棄権したラドクリフ選手、この二人に果敢についていったアレム選手、この3人には「勝ちたい」という強力な意志を感じ、見ていても非常に面白かったです。ラドクリフ選手は途中棄権、アレム選手も後方の選手に追い抜かれ4位でしたが、ずるずると置いて行かれた他の日本選手よりもはるかに印象に残り、見ていても興味深いレースでした

 マラソン競技では、過去幾多の日本人選手が優勝候補と騒がれ敗れていっています。当たり前のことですが、過去いくつものマラソンを観戦してきましたが、すべてのレースにおいて勝った選手は、スパートをかけた選手か、そのスパートに食らいついていった選手です。つまり、本気で勝ちに行く選手は、自分でスパートするか、スパーとした選手に食らいついていかなければならないのですが、残念ながら他の二人の日本選手には、その意志が欠けていたと思うのは僕だけではないと思います

 日本人選手では、僕が知る限りでも、過去に男子では瀬古選手・宗兄弟・中山選手・谷口選手など優勝候補に挙げられた選手がいますが、結果的にはだれもメダルにすら届いていません。バルセロナでは森下選手が2位になりましたが、その時の彼は、優勝候補の一角にすらあげられていなかったのですが、独りでスパートをかけたのですが、最後に抜かれての2位です
 女子においても同じで、前回のシドニーでは、独りでスパートをかけた高橋尚子選手が、そのまま金メダルを獲得したことは、記憶に新しいことです
 オリンピックにおいて、3位と4位の差は天国と地獄くらい違いますが、1位と2位の差ももの凄くあるのはご承知のとおりですので、どうせオリンピックというとてつもない大舞台で勝負するのなら、やはり1位狙いに徹していただいた方が、見る方にとっては非常に夢を持って応援することができます

 ですから、今回の女子マラソンでも、僕が注目していたことは、日本選手の誰がスパートをかけるかというその一点でもありました。それは、とりもなおさず日本人3選手の中で、誰が一番勝ちたいと願っているかに通じると思うからです
 今までのオリンピックマラソン競技でも、自らスパートをかけたのは、後にも先にも男子の森下選手と女子の高橋選手の2人だけですので、今回金メダル有力候補と考えられていた女子マラソン3選手が、自らスパートをかけるかどうか? スパーとした選手についていくかどうか? これが、今回僕が注目したポイントでした
 僕の予想は、どうせ外国人選手がスパートをかけ、日本人選手のうち1人でもそれについていけば良いだろうと思っていたのですが、あの小さな身体の野口選手がスパートを仕掛けるとは、まったくの想像外でした。野口選手が金メダルに輝いたことも素晴らしいことなのですが、それ以上に「スパートをしかけた」という行為で、「勝つんだ」という強い意志を表示したことの方に感動しました

 世界でトップに立つということとは、練習の量や質もさることながら、メンタル面である意志・信念というか精神力の強さも必要なのだと、つくづく感じました

 途中棄権したラドクリフ選手にしても然りだと思います。やはり勝ちに行っているからこそ、野口選手のスパートを苦しみながらも精一杯追いかけているし、アレム選手にしても、結果はメダルに届かず4位に終わってしまっても、勝とうという強い意志を感じることができました
 コースの得手不得手や、レース時の体調等にもよるとは思いますが、このような大レースでスパートをかけたり、スパートについていく事ができるタフな精神力を身につけてみたいものだと、このレースを見てしみじみと思ってしまいました

 それらを考え合わせると、今回の野口選手には、あの小さな体で自らスパートをかけ逃げ切って金メダルを取ってしまうのですから、体力面もさることながらその精神力には脱帽でした。スパートをしているところをTVで見ている時には、「いつ潰れてしまうのかな・・・」と、心配しながら見ていたのですが、潰れるどころか、あの小さな体で逃げ切ってしまったのですから、恐れ入ってしまいます
 途中棄権したラドクリフ選手にしても、恐らくかなり苦しかったに違いないとは思うのですが、それをおしても食らいついていった根性には、世界のトップランナーたるゆえんを垣間見る思いでした


 だいぶ前から、日本のスポーツ選手はプレッシャーに弱いと言われ、数多くの有名選手が、オリンピックなどの大きな競技会等で、不本意な成績に終わっていたのを目の当たりにしてきましたが、最近のスポーツ選手には、大きな重圧を乗り越え自分の実力を発揮し、大きく輝いている人が、女性を中心に増えてきたように感じるのは、僕だけでしょうか・・・・・

 これからも、よろしくお願いいたします

 











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